個人店の新規集客は無駄撃ち無しでいこう

昨年(2016年)当店のスタッフ二人の
担当した年間新規客数は
約270名でした。

月間で計算すると約22人以上の
新規のお客様にご来店頂いた計算です。

スタッフは現在二人で
(2月から一人加入)
売り上げは0からのスタートでした。

昨年の暮れには固定客が増えてきたので、
人気の時間は予約枠の空きがなく、
新規入客が抑えられていたにしては、
順調な集客数だったのではないかと思います。



●掲載料の高騰しているホッ○ペ○パって、少人数の美容室にとってどうなのか??


うちのような少人数のスタッフ運営の美容室での利益は、
どう考えても、
大人数で運営する美容室の利益率には敵いません。

そうなってくると、
来店頂きたい新規客数が多ければ多いほど、
広告掲載料が天井知らず増えてしまう広告媒体は、
ほぼ間違いなく、美味しいところを
広告料の高いところに持っていかれてしまいます。

今まで以上の広告費をかけなければ
他の大型のお店に新規をとられる
効果が落ちてきたので、
広告を他店と同じプランにあげる。
(広告費を上げる)
クーポンで来店客数は増えるが
大型店のような客数を担当する事は
現実的に無理
新規は呼べて、
売り上げも上がるが
広告費が負担になって
利益が増えない
(下手をするも、利益もとれずジリ貧)
スタッフの仕事と
お給料の支払いの供給のみか安定し
お店の利益が安定しない。
結果として、
利益が少ないので
何の為の経営なのかわからない。

こうなると大変ですよね。
僕も1年半前にスタッフが加入したばかりの頃には、ホットぺ○パーを使ってみたことが
あるので、
大変さが目に見えるようです。


●限られた広告費で新規集客する為に大事なこと。

利益の限られる、少人数の美容室では
効果的な広告で、
広告費は最小に
抑えることが、
有効です。
回収できない広告費は利益に
ならないんですから、
当たり前っちゃ当たり前ですね。

世の中のお客様の意識には 
簡単に表すと5つの意識の
ゾーンがあります。

❶まだお店を知らないお客様
❷お店の存在を知ったお客様
❸広告でお店に興味を持ったお客様
❹来店を検討中のお客様
↓ 
❺ご予約頂けたお客様

まずは、
❷のお店を知ってくれたお客
逆に言えば、
お店を知ってほしいお客様はどんな方なのか??

そこがスタートになります。

お店がお客様に提供できる
ベネフィットを一度よく見直し
本当に知ってほしいお客様に
知って頂く。

ラーメンが食べたいお客様に、
蕎麦を紹介する広告に費用をかけても
無駄撃ちになるような事と同じです。

当たり前のようです、
意外と面倒で見直していない
もしくは
面倒でホットぺ○パーに頼っている。

訴えかける相手が抽象的すぎて
せっかくの広告の反応が少ない。

それだととてももったいないです。

そこの時間と費用を、
リクルー○に払ってる感じですが、
リクルートの情報料は膨大なので、
集められる見込み客数も膨大です。   
そのぶん、見込みになるお客様が
絞り辛いですよね。
それと、単純に
高すぎです(笑)


○当たり前の事をもう一度じっくり見直してみるのが結果の近道


私は、
一昨年の6月から、
少しづつ色々な見直しをする事で
スタッフへ向けた年間250人オーバーの新規集客に
成功しています。

結果を出す為には、
成功の法則を探すよりも、
ノウハウを勉強したら、
すぐに行動→効果測定→修正
を地道に繰り返す。

経営者として当たり前の事に
時間をかけていくのが
結果への近道だと実感しています。

意外と、
美容室オーナーさんは 
現場好きで、サロンワークばかりになっちゃうパターンが多いですよね。

僕も実際
サロンワーク大好き人間です。
ですが、
週に月、火、水とサロンワークを休んでも
バランスよく経営にも時間をとれて、
大好きなサロンワークも
経営も充実できていて、
しかも
妻や子供2人との時間もしっかり作れて
とても幸せな毎日を送れています。
(このあたりの時間のかけ方は個人差がありますかね??)

集客の方向がずれていると、
あとは無駄が蓄積するだけなので
現在、
広告費に不満があったり
新規集客がうまくいっていないと
感じる美容室のオーナーの方は
是非、
年始のうちに
初歩的な部分の見直しをオススメします。

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