個人経営の美容室は社会保険加入とどう向き合う??

厚生労働省の発表で
28年10月から

厚生年金、社会保険の、
加入義務が拡大されました。

以下参照↓
こちらは法人成りしている会社の従業員の、待遇の改善を目指した政策の1つ。

現在、個人経営の美容室で社会保険に加入
できる程余裕のある経営をしている店舗は
どの程度あるのでしょう??


更に
大手企業のYahooは
週休3日の導入を検討しているようです。

美容室経営からすれば

あり得ないと思う美容室経営者の方も多いのが実情ですよね(笑)

ですが、

これからは発給多忙の業種に、
法律は優しくはしてくれません。

雇用をしている事業主は、
雇用という責任をもっとしっかり考えなければいけない時代になってきています。

美容室でも
個人経営の店舗であっても
いつかは社会保険加入が義務になる日が
必ずくるのだと思います。

あなたのお店は社会保険加入に向かって
動いているでしょうか??


そういう私のお店も
まだ社会保険加入に至ってはいないのが現状です。

個人の売り上げに依存する美容室では、

小規模なうちに、ある程度の結果を残せないスタッフにまで手厚い保障をつけてしまうと
結局はオーナーがその分を稼いであげなければいけなくなってしまう。
それでは経営とは言えませんよね。

ではどうすればいいのか??

当社では

スタッフに、現状は社会保険に加入できない理由を説明し、
(損益ももちろん公開しています)

しっかりと損益分岐を超えているスタッフには社会保険相当分の手当てを支給する仕組みにしています。

しかし、

来年度に加入予定のスタッフが年末までに
予定通り成長すれば、
晴れて社会保険に全員が加入となる見込みです。

小規模の美容室では、
焦って動き

●求人に有利
●スタッフの離職を防ぐ
などを理由に
身の丈に合わないうちに
大きな固定費の投資をする事は
最終的に自分の首を絞めかねません。

段階を踏んだ加入をオススメします。

スッフにも、しっかりと社会保険の仕組みや、必要性を説き
(美容師さんは以外と社会保険に対して無頓着な人も多いので、経営者としてしっかり保障の内容を伝えましょう)

それに向かって頑張れる環境を用意する。

やりがいと、安心を共存させた環境が
これからの美容室経営に必要な事なのでないでしょうか??



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